2025年セカンドネイチャーファーム夏至祭を6月21日(土)に開催しました。
夏休みに入った子ども連れの家族や遠い土地からハワイに戻って来た人など、会員、レギュラーボランティア、Takaeのヨガ生徒など、当農園の家族ともいえる約40人が集合。しばらく会っていなかった知人友人が「お久しぶり」「元気だった?」と笑顔で声を掛け合い、初めて参加した人もたちまち旧知の知り合いのように談笑の輪へ。日本でいうお盆に里帰りしたかのような、いわばセカンドネイチャーファームのホームカミング・デイ。懐かしさと笑顔に包まれたイベントになりました。
それぞれに持ち寄った美味しい食べ物飲み物を分かち合い、森林浴をしながら川べりを散策したり、スイカ割りやカンフー入門ワークショップに参加したり、お目当ての野菜や花を見つけたり。コオラウ山脈や植物のエネルギーと参加者一人ひとりの優しい心が呼応し合い響き合い、自然に誰もが穏やかな気持ちになる磁場が農園じゅうに広がっていきます。楽しく美味しい時間があっという間に過ぎていきました。
(1) 懐かしい人たちとの再会
2年前のホノルル短期留学中、定期的に週末ボランティアをしていたメグミさんが、久しぶりに日本から来島し、当農園に来てくれました。今年創業75周年を迎えますます忙しいハワイ唯一の老舗豆腐屋さん「アロハ豆腐」のポールとミサさんも、できたての美味しいおぼろ豆腐を持って3年ぶりの来園。友人たちとの再会を楽しんでいました。



(2) 農園ボランティアの子供たちの成長
プリスクール時代にタロイモの苗植えや収穫に小さな長靴で参加していたセリーナちゃんがご両親に大きなスイカを調達してもらい、久しぶりに当農園へやってきました。5歳の頃に当農園で体験したスリル満点のスイカ割りをまたやりたい!と。今年9歳になった彼女は小さな後輩たちや大人にまで目隠しや棒振りを指導するなどリーダーシップを発揮。そうした「キッズ・ボランティア」たちの成長ぶりに、GaryもTakaeも「親戚のじいちゃんばあちゃん」気分で感無量でした。


(3) 新しい旅立ちを応援
Takaeのヨガ教室の生徒として、また、当農園の開拓時からボランティアとして長年支援してくださった鈴江さんが、ご家族でオレゴン州に引っ越し、彼の地で新しいビジネスにも挑戦することになりました。その壮行を兼ねて、ヨガ生徒仲間が農園内の花々を摘んでフラワーレイを手作りし、鈴江さんに贈りました。温かいチームワークと友情に乾杯。



(4) 自然の中で心身統一のワークショップ
レギュラーボランティアのオットーは、建設業の傍ら中国武術の指導資格も取得しています。本イベントでカンフー入門ミニワークショップを開催し、手足の関節やコアを強くしたいと願っている人々に好評でした。ヨガもカンフーも呼吸法を用いて心身を統一するという共通点があります。私たちセカンドネイチャーファームのスタッフは、自然の摂理と調和する中で農作業をする傍ら、時にこうした心身を収めるプラクティスも練習しながら、暑い夏を乗り切りたいと思っております。そして近い将来に向けて、こうした手軽に行える総合的健康プログラムの紹介も計画しておりますので、どうぞお楽しみに。



(注記)当農園の季節イベントは、会員とレギュラーボランティア、Takaeのヨガ教室レギュラー生徒を中心に、3月、6月、9月、12月の季節の変わり目に開催しています。当農園の目的にご賛同いただける方のゲスト参加も大歓迎ですので、詳細については当ウェブサイト「お問い合わせ」ページからお尋ねください。