生まれ変わったカモの里帰り?

4月に入ってから、私たちの森林農場にどこからか二羽の野鴨が毎日やって来るようになりました。最初に発見した時は息が止まるほど驚き、興奮しました。昨年、夜の間に猪かマングースに殺されてしまったファーム育ちのダックちゃんたちが甦った(!)と思ったのです。夫のGaryは「野生動物が自然を求めてやって来るだけさ」と知らん顔なのですが、私にはどうしても、あの子たちの魂が生まれ育った家を探し出して通ってきているとしか思えず、雑草刈りの手を止めてついつい後を追ってしまうのです。

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この記事を書いた人

日本の新聞社系週刊誌記者、第二電電(現KDDI)広報責任者を経て米国留学。「持続可能な発展」などの政策比較研究を行い2000年カリフォルニア大サンディエゴ校で太平洋国際関係研究修士号取得。ハワイで有機園芸業を行っていたGary E. Johnsonとの結婚を機に2005年ハワイへ移住。翻訳出版とヨガインストラクターを続けながらGaryと共同で、「健康な食の生産、体と心の浄化、自然生態系の保全」を目的(3Pモットー)にした「森林農業+ヨガ・瞑想」プロジェクトをオアフ島ワイマナロで推進している。

After working as a reporter for a weekly newspaper and as a public relations manager at Daini-Denden (now KDDI), she moved to the U.S. to study comparative policies, such as on “sustainable development.” In 2000, she received her M.A. in Pacific International Relations from the University of California, San Diego, and in 2005, she married Gary E. Johnson, an organic gardener in Hawaii. While continuing to work as a translator, publisher, and yoga instructor, she has been working together with Gary on the Agroforestry + Yoga/Meditation project in Waimanalo, Oahu, which aims to “produce healthy food, purify the body and mind, and preserve the natural ecosystem (3P motto).”

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