週末ボランティアとして当農園に通って来てくれていたMarinaちゃんとKeiちゃんが、マッサージセラピスト養成学校のクラスメート二人を連れて今年最後のボランティアにきてくれました。ハワイ州セラピスト資格を取得するための勉強とプラクティカルトレーニングを終えたMarinaとKeiは、これからプロのマッサージセラピストとしてそれぞれ次の目的地へ出発します。その旅立ちを前に、自然が好きでこの農園に興味を抱きそうな後輩たちに声をかけ、自分たちの後継ボランティアにと引継ぎをしてくれたのでした。


二人がボランティアノートにこんな寄せ書きをしてくれました。
「すてきなfarmにであえてよかったです!!また遊びにきまーす!」(Marina)
「farmで感じる風が大好きです!また戻ってきたいです」(Kei)
自分たちの体験を他の人にも伝えたい。またぜひ帰ってきたい。だから、このファームをいつまでも続けて欲しい。そんな彼女たちの思いが伝わってきて、二人を思わず抱きしめたくなりました。
そもそもMarinaとKeiを連れてきてくれたのも同じ学校の先輩で、その人もまた先輩に紹介され…というふうに、短期留学でハワイに住んでいる間にこの農園で自然農を経験した人たちが、自分たちの選んだ後輩へバトンを渡してくれています。

当農園のボランティアには細かい決まり事はありません。ただ一つの条件「ここでは自然が一番のボス=自然の摂理に従うこと」というルールに賛同していただくこと。
街の喧騒をはなれ森を抜け、時が止まったようなこの空間で、腐葉土づくり、雑草刈り、苗植えなどシンプルな作業を黙々と続けていると、植物や虫についての発見から自分の人生の振り返りまで、いろいろな気づきがあり、じっくり考えることができます。
これまでも、多くのボランティアが、忙しい日常でどこかへ置き忘れてしまった時間をこの地で取り戻し、本当に大切なことや自分の夢を発見し、新境地へと笑顔で旅立って行きました。そんな彼ら彼女たちを見送ることは、GaryとTakaeにとっては少し寂しく、でもとても嬉しい瞬間です。
当農園ボランティアたちのバックグラウンドはさまざまです。ハワイで生まれ育った「ローカル」の若者、国内外からハワイに越してきたビジネスパーソンや引退生活者、子連れで移住した家族、そして、海外からハワイの大学や大学院に留学した学生など。これまでは冒頭のような口コミ紹介がボランティアの大半を占めていましたが、最近は有難いことに、本ウェブサイトを見た人からの問合せも増えています。
百聞は一見に如かず。 「ここでは自然がNo.1のボス」に賛同してくださる人、一度セカンドネイチャー・ファームを覗いてみませんか。通常、毎週土曜日がボランティアデーですが、そのほかの日時についてもご相談できますのでぜひ本サイト「お問合せ」をクリックしてTakaeまでご連絡ください。