新年明けましておめでとうございます。どのようなお正月をお過ごしでしょうか。
GaryとTakaeの元旦はオアフ島東海岸の初日の出で始まり、ホノルルにある出雲大社を初参拝。その後セカンドネイチャーファームに移動し、新年早々雑草刈りでひと汗かきました。
コオラウ山脈には雲がかかっていましたが、静寂に包まれた稜線が威厳を持って美しく、清々しい気持ちにしてくれました。
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2020年に、伸び放題の草木や蔓(つる)に覆われ足を踏みいれることも困難だった山間の土地の開拓を始めてから、ちょうど5年が過ぎました。
コロナ禍では、外出することができずアウトドア活動を求めていた若いボランティアたちが集まってくれたおかげで、清掃と開墾を着々と進めることができました。
その後の4年間は、樹皮や落ち葉の腐葉土に、鶏小屋下に落ちる草と鶏糞とミミズや野菜くずの堆肥を重ねる繰り返し。文字通りinchwomのスピードでしたが、毎年少しずつ畝が盛りあがり、自然有機の土壌ができてきました。



昨年はウルやタロというハワイ伝統の食物に加え、バナナ、アボカド、パパイアなど亜熱帯気候ならではの果実がたわわに実り、色鮮やかな花々も訪れる人の目を楽しませていました。
また、ハワイの植物は雑草まで元氣いっぱい。一週間手入れを怠ると草ぼうぼうになってしまうため、雑草刈りに完結はありません。
が、エンドレスで面倒そうに見える雑草刈りも鶏のエサや緑肥となる効果があり、さらに不思議な時間も創り出してくれます。
かぐわしい匂いに包まれて、黙々と草刈りを進めていくうちに、ひたすら自分の手元だけを見つめている自分自身に気が付きます。何も考えず、まるで瞑想のような、止まった時間。



街の喧騒から離れた大自然の中でのそんな不思議な体験を求めて、ハワイだけでなく日本やアメリカ本土から、学生、シニア、お子さま連れの親御さんたちも、ボランティアやファーム会員として当農園に足を運んでくれるようになりました。
こうして、荒れ放題だった森林農地に少しずつ、しかし着実に、エネルギーが満ちてきています。GaryとTakaeの二人だけだったら決してこんな短期間で成しえなかったこと。二人はいま心の底から湧き上がる感謝の気持ちに包まれています。


そして2026年、セカンドネイチャーファームが目指すのは、当農園の供給作物をもっと増やすこと。そして、3月春分際、6月夏至祭、9月秋分祭、12月冬至祭という季節イベントをはじめ人々が自然から学べる機会をもっと増やし、
もっと多くの仲間たちと農園の成果を分かち合うことを目標に、次の5年間へ向けて新たな一歩を踏み出します。


現会員、現ボランティアの皆さんはもちろん、これから仲間入りしてくださる皆さんにも、訪れて感動していただけるような「場」をつくりたい、自然を第一に考えるその「場」を将来世代につなげたい、と願っております。
温かいご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2026年正月
セカンドネイチャーファーム
Gary E. Johnson
Takae Okuma-Johnson
<注:写真は2025年12月27日開催「冬至祭」から>
(写真提供・プロ写真家Seijuさん、ボランティアMayumi&Megumiさん)

